2023年5月25日
【ボストン】
アメリカSGI(創価学会インタナショナル)東部方面のノース圏代表幹部会が22日(現地時間)、マサチューセッツ州ボストン
市のニューイングランド会館で行われた。池田大作先生はメッセージを贈り、「世界広布の誉れある先駆者である皆さんの使命は
どれほど大きいか。苦難の時こそ永遠の大福運を積む好機と、喜び勇んで師子吼の題目を唱えて進んでください」と呼びかけた。
こちらからアメリカ・ノース圏の会合の映像が視聴できます。
求道の友が集い合ったアメリカSGI東部方面の
ノース圏代表幹部会
(ボストン市のニューイングランド会館で)
赤レンガの街並みに5月の若葉が映える。
詩情あふれるボストンの並木道を歩いていると、かの偉人たち
の若かりし頃の息遣いが聞こえてくるようだ。
ボストン市とその近郊には、ボストン大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、タフツ大学などの名門学府が並び立
つ。ジョン・F・ケネディもマーチン・ルーサー・キングもヘレン・ケラーもこの地で学び、羽ばたいていった。
池田先生は1991年と93年の2度、ボストンを訪れ、いずれもハーバード大学で講演を行っている。
「本年は、2度目のハーバード講演(93年9月)から30周年。今回の代表幹部会は、弟子の戦いで新たな30年の世界広布を勝ち開
くための、重要な会合であると考えています」と、ノース圏のケビン・マー圏長は語る。
ノース圏は、主にニューイングランドと呼ばれる、アメリカ北東部の6州(メーン、ニューハンプシャー、バーモント、マサチュ
ーセッツ、ロードアイランド、コネティカット)に、ニューヨーク州の一部を加えた地域が広布の舞台。民族も文化も多様性に富
んでいる。
93年にボストンを訪れた際、池田先生は同地域を「世界一の知性の都」とたたえ、「21世紀の『ルネサンスの風』も、皆さまの
この地から、全米へ、世界へ、わき起こっていくにちがいない」と展望した。
以来30年。あらゆる試練を勝ち越えたノース圏の友が、喜々としてニューイングランド会館に集ってきた。コロナ禍による分断
を乗り越え、再会した友の顔には、笑顔の花が満開に咲いていた。
司会が会合の開始を告げると、総立ちとなって万雷の拍手が起こった。勤行・唱題に続き、ボストンノース本部のキャメロン・モ
ロース男子部本部長が池田先生のメッセージを紹介。エイミー・ハーディナ圏婦人部長に続き、エバ・メンデス地区婦人部長が、
未来部や新入会者をはじめとした若いメンバーが陸続と育っている喜びを語った。
谷川SGI副会長は、広布誓願の題目を根本に、どこまでも求道心を燃やして弟子の道を貫こうと訴えた。
また21日(現地時間)には、ノース圏青年部の本部長会が同会館で行われ、谷川SGI副会長が激励した。