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〈紙上教学研さん 御書根本の大道 池田大作先生の講義に学ぶ〉第31回 

地域広布の使命

2023年3月4日

 

        爛漫たる桜花に彩られた道が、真っすぐに

               (1989年4月、富士宮市内で。池田先生撮影)。

        「静岡合唱友好祭」で師と共に轟かせた「人間革命の歌」には、

        「正義と勇気の/旗高く 旗高く/創価桜の 道ひらけ」と。

        さあ、勇敢に、朗らかに、栄光への道を。師弟の大道を!

 

勇気の指標『わが「共戦の友」各部の皆さんに贈る』から

 本来、あらゆる人に仏の生命は具わっています。しかし、仏界の真実を説いた法華経に縁しなければ、内在する仏の生命が働き

始めることはありません。

ゆえに、「一乗」、つまり、万人成仏の「南無妙法蓮華経」を説いていくことが重要です。

「一乗を説く」とは、仏種を触発する真実を語っていくことともいえます。

民衆の真の幸福の実現こそ、大聖人の仏法の根本目的です。万人の尊厳を徹底して説き明かした人間主義の仏法が、今ほど希求さ

れている時代はありません。
 
もちろん、友の幸福を願い、信心の確信を語っても、真心が通じず、反発される時もあるでしょう。しかし、たとえ信心に反発す

る「逆縁」の人であっても、最後は幸福になっていくと、大聖人は仰せです。私たちはどこまでも相手の仏性を信じ抜き、仏縁を

結ぶ対話を広げていけばよいのです。
 
どうか、「一家を照らす太陽」「後継の人材を照らす太陽」「地域を照らす太陽」、何より、「女性の世紀」「生命尊厳の世紀」

「平和の世紀」を照らしゆく太陽として、共々に使命の大道を歩み通していってください。
 
今こそ、私たちは「立正安国の祈り」を根本に、自らの誓願の天地に宝土を建設しながら、世界市民の和楽の前進を創り広げてい

こうではありませんか!

 

総静岡女性部長松本広美

誓願の天地を“幸の宝土”に!

 静岡は、三代会長が極悪と戦い抜いてくださった天地。“太陽の静岡の勝利こそ報恩!”と決め、女性部は2月の「香梅満開月間」

を対話拡大に駆け抜けました。立正安国の凱歌の春へ、いよいよ勢いを増して前進しています。
 
1988年(昭和63年)、池田先生は長編詩「富士光る幸の宝土」を静岡に詠み贈ってくださいました。今年で35周年を迎えます。

その中で、今回拝する「高橋殿御返事」の一節を引かれ、つづられています。

「君こそ あなたこそが/わが居住の世界の広布を/御本仏より託された/たった一人の開拓者なのだ/責任者なのだ/全権大使なの

だ」

本抄の講義でも、「地域の広布を担うのは、誰かではなく自分なりと、深く自覚すること」こそ、最も大切であると教えてくださ

っています。

「仏種は縁より起こる」です。“目の前の友の幸せのために”と、今こそわが地域に、勇敢に、朗らかに、仏縁を結ぶ語らいを広げ

ていきたいと思います。
 
今、“幸の宝土”を築こうと、各地で信心の喜びのドラマが生まれています。

静岡市葵区のある地区女性部長は、女子部時代の池田先生との原点を胸に、障がいのある長女と、次女の子育てに奮闘しながら、

同志と共に地域広布に走っています。昨年、父親に末期のがんが判明。“今こそ一家の宿命転換の時!”と腹を決め、母親・妹・弟

と共に猛然と唱題。“今日も先生と共に”と対話に挑戦する中、父親のがんは驚くほど小さくなり、今、皆で感謝の心で広宣流布の

めに行動する日々。仕事のことで悩んでいた弟も、再就職を果たすことができました。

「どんな困難に直面しても、負けなければ、信心を貫けば、全てが功徳に変わります!」──はつらつと語る彼女は、友のために

動き、希望の哲理を語れる喜びに弾んでいます。
 
91年(平成3年)10月13日の「静岡合唱友好祭」。第2次宗門事件が勃発し、師弟を離間しようとする“分断の魔”の嵐が吹き荒れ

る中で、出席してくださった先生は、「静岡は断然、勝ちました」と勝利宣言を。さらに「『勝負』を決したのは『声』であっ

た」と力を込められました。

私もこの場に参加させていただきました。一番大変な時に、静岡を訪れ、青年を、同志を励ましてくださった先生の真心を、決し

て忘れることはできません。

そしてその直後の11月28日、「魂の独立」を勝ち取り、学会は世界宗教へと飛翔したのです。

同年12月、先生は新装の沼津文化会館での懇談会に出席。「常に前へ前へ、一切をよい方向へ、よい方向へととらえ、進んでい

く。この、妙法を根本とした、強き『楽観主義』の人には、永遠に行き詰まりがない」と励ましてくださり、「沼津の皆さまは、

心から信頼できる真の『親友』であり、『同志』である」と最大にたたえてくださいました。

当時、父の勤務先が倒産し、沼津の家族は苦境の真っただ中でしたが、この指導が最大の希望となりました。その後、父は異例の

再就職を勝ち取り、経済革命を果たすことができたのです。

結婚後も、自身の大病をはじめ多くの試練に直面しましたが、長編詩を胸に、師匠に心を合わせ、同志との共戦の中で、乗り越え

ることができました。

先生と共に戦ってきた多宝の大先輩、負けない信心のヤング白ゆり世代、池田華陽会の皆さん。この“桜梅桃李の姉妹のスクラ

ム”固く、地涌の底力を、満天下に示す時です。一人一人が、師匠と共に、人間革命と宿命転換の逆転劇をつづりながら、わが地域

に“幸の宝土”を築き、民衆凱歌を轟かせていきましょう!

 

高橋殿御返事

 その国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ。「仏種は縁より起こる。この故に一乗を説く」なるべし。(新1953・全1467)

駿河国(静岡県中央部)の富士方面で、門下の中心的な役割を担っていた弟子に与えられた、お手紙の一部(断簡)と考えられて

いる。そこからの推定により、高橋六郎入道に宛てられた御消息文とされているが、詳細は不明。

 

 

 

 

 

 

 


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