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〈世界広布のわが舞台〉第41回 

弘教・機関誌の拡大で模範の前進――メキシコ・メキシコ市 レトーニョ地区

2023年2月28日

 

弘教・機関誌の拡大で模範の前進
座談会に輝く太陽の笑顔

 

太陽のように明るく、朗らかに!──笑顔はじけるレトーニョ地区の友は、全国模範の前進を遂げている(2018年6月)

 

               会館での対面の会合が再開され、

               喜び集い合ったレトーニョ地区の友

                (今月5日、メキシコ文化会館で)

 

 「メキシコに行った夢を見たよ。皆、待っていてくれた」――戸田城

聖先生が逝去の直前に夢見た天地・メキシコ。今回は、同国模範の弘教

と機関誌の拡大を成し遂げてきた、首都メキシコ市南部の「レトーニョ

地区」を紹介します。

 

 「ビエンベニードス!(ようこそ!)」──今月4日の午後5時10分、テルアキ・ジョウマイ男子地区リーダーのはつらつとした

司会第一声で、レトーニョ地区のオンライン座談会の幕は開けた。

「きょう初めて参加している方は、ぜひ手を振ってください」と、ジョウマイさんが促すと、「私の友人が参加しています!」と

次々と手が挙がり、メンバーが友人を紹介するだけで冒頭の20分が経過。会合には、17人の友人が参加していた。

スペイン語に翻訳された「大白蓮華」の巻頭言を皆で読み合った後、代表のグループから活動報告があり、2月に御本尊を受持する

予定のメンバーを紹介。女子部のダニエラ・ベルナルさんが、仏法の「慈悲」の精神について研究発表し、レトーニョ地区の定番

コーナー「これ知ってた?」を、男子部のリョウスケ・アオキさんが担当した。

今回の参加者数は、過去最高の78人。なぜここまで地区が盛り上がっているのか。地区部長のコウジ・ヤマグチさんに聞いた。

「皆さんが、“参加して良かった”“自分も折伏したい”“人間革命に挑戦しよう”と思えるような会合にするため、皆で入念に準備

し、友人を招待できるよう励まし合っています。月に1度の座談会を幸福のオアシスにできるよう、毎回が真剣勝負です!」

コロナ禍にもかかわらず、一昨年は地区として4世帯の弘教が実り、機関誌の購読推進で全国一に。昨年も5世帯の弘教を成就して

いる。

オンラインでの会合開催のため、離れた場所のメンバーが参加できるように。毎週、地区で“同盟唱題”を行い、友人参加のグルー

プの集いに力を入れ、教学の研さんにも地道に取り組んできた。

「直接会えないからこそ、小単位の会合を大切にしてきたことが、座談会の充実につながりました。相手の話をじっくり聞いて、

悩みに寄り添って、その人が元気になるように皆で祈っていく。共感、励まし、祈り、決意──この蘇生のプロセスを何度も目の

当たりにしてきました」(ヤマグチ地区部長)

 

楽しい企画を

 座談会の定番コーナー「これ知ってた?」は、クイズ形式で創価学会に関する基礎知識を学べる企画だ。

例えば、「私たちが所属する本部の名前は?」と聞いて、担当者がヒントを出していく。分かった参加者が、「ソル本部です」と

答えると、皆で拍手する。

「他にも『音楽隊は、壮年・婦人部と青年部、どこの所属でしょうか』といった質問などがありました。毎月、必ず行っているん

ですよ」と、地区婦人部長のミツコ・ヤマグチさんが笑顔で教えてくれた。

「以前、ある新入会メンバーから、『もっと楽しく、何でも聞けるようなコーナーがあればいいのに』と提案があったんです。

私たちにとって当たり前のことでも、初めて参加する方には分からないことだらけ。特に、コロナ禍でオンライン会合が始まって

から、今まで参加できなかった方々も参加してくださるようになり、この企画が大好評です」

こうした企画や研究発表を、主に青年部が担っているのも、レトーニョ地区の特徴だ。

女子部のシベレ・エルナンデスさんは、幼い頃から会合に参加していたが、大人になるにつれて活動から遠ざかるように。オンラ

インのため久しぶりに参加すると、「これ知ってた?」のコーナーを任されるようになった。

「以前はただ参加しているだけでしたが、今は主体者として関われていると感じます。誰かと協力するのが苦手な性格だったので

すが、座談会のおかげで、皆で企画を考える楽しさを知り、自分の意見を述べる自信を得ました」

「座談会に参加すると、本当に感動します。特にコロナ禍の中では、人とのつながりが薄くなったので、皆さんとオンラインで会

えるだけで幸せでした。今は、祖母の代から大切に続けてきたこの信仰を受け継ぎ、さらに私から広げていきたいと決意していま

す」

 

リーダー率先で

 リーダーが宿命に立ち向かい、弘教に率先している姿が、レトーニョ地区の友を鼓舞している。地区部長・地区婦人部長のヤマ

グチさん夫妻は、多くの友人を今月の座談会に招待し、13人が参加してくれた。

コロナ禍の3年間は、ヤマグチさん夫妻にとって試練の連続だった。夫のコウジさんが2007年に立ち上げた、複合機のレンタル・

販売会社が倒産寸前に。「すべては祈りから始まる」との池田先生の指導を思い起こし、かつてない唱題に挑戦。「知恵を振り絞

って、何とか危機を乗り越え、むしろ会社の基礎体力を強くすることができました」

昨年には妻のミツコさんに腎臓がんが見つかった。夫婦で唱題と弘教に挑戦し抜く中、手術は無事成功。奇跡的にがんの転移はな

かった。

「退院してからも毎日御書を拝し、信心の喜びが日に日に増して、とても幸せです。この喜びを友人に伝え続けます!」(ミツコ

さん)

青年部も勢いよく対話をリードしている。ジョウマイ男子地区リーダーは、2月の座談会に向けて、35人の友人に声をかけ、4人と

一緒に参加することができた。

ジョウマイさんは、池田先生の指針を記した手作りカレンダーを常に持ち歩き、機会があれば友人にプレゼントし、仏縁を結んで

いる。

「“自分の外”ではなく“自分の中”にある力を引き出して、どんな悩みも乗り越えていける。メキシコの友人たちは、この仏法の哲

理にすごく感動してくれます。その瞬間に立ち会えることは、何にも代え難い喜びです」

「レトーニョ」は「新芽」、本部名の「ソル」は「太陽」の意。ヤマグチさん夫妻は決意する。

「太陽のように輝く、メキシコで一番明るい地区を目指して、さらに座談会を充実させていきます。そして、次代を担う青年を芽

吹かせ、一人一人を徹底して大切にして、戸田先生が夢見られ、池田先生が励ましを送り続けてくださってきたこの師弟の天地

に、新しい功徳の花を咲き薫らせていきます!」

 

 

 

 

 

 


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