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伝統の2――凱歌の春呼ぶ座談会 山形・宮崎の模範の地区

2023年2月18日

 

 「伝統の2月」の拡大の息吹の中、座談会が全国各地でにぎやかに開かれている。座談会は老若男女が集う「生命触発のモデ

ル」。団結固く励ましの前進を続ける山形と宮崎の「地区」の取り組みを追った。

 

山形太陽県・南栄地区 一人一人に光を当てる

 

       山形・南栄地区の友が記念のカメラに。

       座談会では、会場提供者の櫻井明子さんが

       近隣に友好を広げる様子を発表した

     (14日、山形市内で。撮影時のみマスクを外した)

 

 山形県の中央東部に位置する県都・山形市は、樹氷と温泉で人

気がある地域。周囲は蔵王連峰などの山々に囲まれ、一年を通し

て美しい景色を堪能できる。盆地特有の気候で、夏は30度を超える日も珍しくないが、冬の平均気温は氷点下になる。
 
同市の中心部にある山形駅から南に少し行くと南栄地区(山形太陽県)がある。
 
「わが地区を福運あふれる地域にしたいとの思いで、題目根本に励ましを送っています」――こう笑顔で話すのは下山美千子さ

ん。2020年1月に地区婦人部長(当時)になり、コロナ禍の苦難にも負けず、同志への激励に徹している。
 
もう一つ大切にしているのは、地区部長の三石清幸さんを中心に協議会を行うこと。
 
「下山さんのおかげで学会活動のリズムを作り直すことができました」と語る三石さん。仕事が多忙で、協議会が終わるまでに駆

け付けるのが精いっぱいだったが、「地区部長を中心に進めたい」という下山さんの思いやりに奮起し、仕事をやりくりした。
 
地区部長、地区女性部長の両輪がそろうと、協議会の話し合いも活性化した。座談会の内容も“参加して良かった”と思ってもらえ

るものにするため、多くの知恵を出し合うようになった。メンバーの特技を生かした企画、拝読御書の講義担当者を月ごとに交代

するなど、創意工夫を重ねると、次第に参加者が増えていった。

 

          地区部長の三石さん(右から4人目)と

          地区女性部長の下山さん(同5人目)が

          地区の青年メンバーを激励

                  (14日、山形市内で)

 

 尾形明さん(県男子部主任部長)は昨年、宮城から帰郷。地元

地区ではなかったが、「皆さんが温かく迎えてくれてありがた

った」と朗らかに。妻・美紀さん(副白ゆり長)も「座談会がアットホームな雰囲気で、参加するといつも元気をもらえます」

喜ぶ。
 
金子亮祐さん(男子部部長)、櫻井優佳さん(華陽リーダー)も「日頃から声をかけてくださるので、その真心に応えたい気持ち

になります」と。
 
南栄地区の「伝統の2月」の座談会は14日夜に開かれた。雪が舞う中、多くの地区員が詰めかけ、外の寒さを忘れさせるほどの熱

気に包まれた。
 
「おばんでございます!」――元気よくあいさつし、対話拡大の模様を報告する小林弘さん(副支部長)。模範の姿に会場から大

きな拍手が湧く。今月は男子部の金子さんが御書講義を担当。青年らしい、はつらつとした講義に、皆が決意を一段と深めた。
 
下山地区女性部長があいさつに立つ。「何事も“勝利するんだ”という誓願の祈りが大切です。これからも皆さんと一緒に、南栄地

区に福運を積む思いで頑張ります!」
 
雪降る北国の夜、友と友の心に、“やらんかな”の決意の灯がともった。

 

    幸の輪を広げよう!――

    地区女性部長の下山さん㊧と支部女性部長の石川さんが

    雪道の中、同志のもとへ歩みを進める

                  (15日、山形市内で)

 

 

 

宮崎牧口県・桜ケ丘地区 話を聞くことに徹する

 

       宮崎・桜ケ丘地区の座談会。

       梅田満久さん、居村正敏さん・節子さん夫妻が

       活動報告を行った

                  (11日、延岡市内で)

 

 宮崎県北部に位置する延岡市は、九州で2番目に広い面積を有

する。県内屈指の工業地域として発展を続ける一方、良好な水質

の五ケ瀬川が流れる風光明媚な地。チキン南蛮の発祥地でもある。

延岡駅から車で10分ほど走ると、住宅街が広がっていた。ここが桜ケ丘地区(宮崎牧口県)の広布の舞台だ。

2月の座談会は11日に開かれた。

開始時刻が近づくにつれ、真新しい建物の1階に続々と友が現れ、やがて会場がいっぱいに。笑い声が絶えず、仲の良さが伝わって

くる。

しかし昨年は、数人しか集まらない時もあったという。この変貌ぶりの理由を聞くと、中村昌義地区部長は「特別なことはしてい

ません。とにかく激励に歩き、話を聞くことに徹しています」と。

中村さんは運送会社の長距離ドライバー。家に戻れるのは週に2回ほど。時間をやりくりし、オンラインも駆使して協議会や懇談を

行う。地元に帰った際は、普段、顔を合わせられない分、全力でメンバーの激励に走る。

二人三脚で地区を支えるのが、妻の中村貴代地区女性部長。夫と電話で密にコミュニケーションを取り、地区の一人一人の近況を

確認。励ましの一手を一緒に考える。

 

   中村地区女性部長(右から2人目)が、

   高司由美子支部副女性部長(右端)と一緒に友の激励へ

 

 貴代さんが地区女性部長に就いた昨年10月から、特に力を入

れたのが座談会だ。「皆が主役の座談会をつくりたいんです」。

一方通行の話で終わらないよう、一人一人が話せる工夫をした。

ある月の座談会では、テーマを「自身が信心を始めた“きっか

け”」に定めた。すると、いつもは「話すことは特にない」という人も、これなら話せると笑顔に。信心の原点に立ち返り、皆でそ

の歓喜を共有できた。

一回一回の内容へのこだわりに加え、会って、話に耳を傾けるリーダー率先の行動で、多くのメンバーが立ち上がった。

副先駆長(副ブロック長)の梅田満久さんは「会合に参加できない時もありましたが、地区部長の真心の手紙や激励に勇気づけら

れました」。

結婚を機に入会した大木場千夏さん(副白ゆり長)は、2児の母。創価家族の温かさに「子どもたちのことを、地区の皆さんが一緒

に育ててくれているようです」と。感謝の思いで、友好対話を大きく広げている。

11日の座談会で、中村地区部長が不退の決意を語った。

「幸福の連帯を、さらに拡大します。共々に新たな歴史を築きましょう!」

桜ケ丘地区の友は、凱歌の春へ、異体同心の団結で突き進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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