2023年2月16日
日蓮仏法を学ぶ喜びにあふれる世界の創価家族
(左上から時計回りにアルゼンチン、
コートジボワール、スペイン、シンガポール)
きょう2月16日は「日蓮大聖人御聖誕の日」。大聖人は貞応元
年(1222年)、安房国(現在の千葉県南部)で誕生された。
「山に山をかさね、波に波をたたみ、難に難を加え、非に非をますべし」(新72・全202)――「開目抄」に仰せのように、妙法
流布にささげられた大聖人の御生涯は、「竜の口の法難」や二度の流罪をはじめ、迫害に次ぐ迫害の連続であった。
しかし、幾多の苦難の渦中にあっても、「人間に生を受けて、これほどの悦びは何事か候べき」(新1215・全937)等と、経文通
りの難に遭い、法華経を身読できる喜びを記されている。
そこには「末法の法華経の行者」としての大慈悲に満ちた使命感が表れていると拝せよう。
苦悩にあえぐ一切衆生の救済のために、死身弘法の闘争を貫かれた大聖人の御精神のままに、一閻浮提広宣流布の大道を開いたの
は、創価三代の師弟である。
太陽の仏法を信仰する地涌のスクラムは、言語や文化の差異を超え、今や192カ国・地域に広がった。大聖人の民衆仏法は、創価
学会によって人間革命の哲学として、現代に蘇ったのである。
昨年11月に全国各地で行われた教学部任用試験(仏法入門)をはじめ、人間主義の教学運動の潮流は世界五大州を包む。御書を前
進の活力として、宿命転換のドラマをつづる妙法の人材群が各国に躍り出ている。
池田大作先生は『日蓮大聖人御書全集 新版』の「序」につづった。
「この一書とともに、『立正安国』『立正安世界』へ、『万年の外未来までも』、地涌の宝友が師弟誓願の不二の旅を歓喜踊躍し
て進みゆかれることを、私は心から願う」
御聖誕の日に当たり、どこまでも「大聖人直結」「御書根本」で、平和と安穏の社会建設へ進む創価の使命を自覚したい。