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〈座談会 創立100周年へ――希望の橋を架ける〉57 

大阪今再びの“まさかが実現”へ 祈りと団結で常勝の前進を!

2021年9月2日

 

〈出席者〉 原田会長、永石女性部長、岡本総大阪長、徳渕総大阪女性部長、竹本関西青年部長、堀関西総合女子部長

 

      大阪の友は「法華経の兵法」で勝つ!

         (7月、関西池田記念会館で)

 

 竹本 今年は「大阪の戦い」から65周年の節目です。1956年(昭和

31年)5月、若き池田先生の指揮のもと、大阪支部は1カ月で1万1111

世帯の折伏を達成。「常勝」の原点が築かれました。

 徳渕 そしてその2カ月後、マスコミが「“まさか”が実現」と驚嘆した、大阪地方区の参院選での勝利が飾られたのです。

 永石 戸田先生は、池田先生を大阪に送られるに当たって、「大作、関西に行ってくれ! 関西がどうなるかで、広宣流布の五十年

先、百年先の学会が決まってしまうからだ。絶対に負けられぬ戦いだ。関西に広布の一大拠点を作ってくれ給え!」と語られました。

 堀 この不二の師弟の闘争が描かれている、小説『人間革命』第10巻「一念」の章は、私たちも未来部時代から何度も学んできまし

た。

 原田 同章の連載は77年9月に始まり、同巻の発刊は翌78年の11月。池田先生の会長辞任の半年前のことです。邪悪な宗門の僧らに

よる謀略が渦巻く中で、先生は「大阪の戦い」について記してくださったのです。

 永石 「大阪の戦い」は、最も勝利が危ぶまれた戦いでした。そして、逆風に次ぐ逆風の中で道を切り開いてきた闘争です。

 原田 先生は、「法華経とは将軍学」であり、御本尊と信心に一切がかかっているとの決心で戦いに臨まれました。まさに、億劫の辛

労を尽くした一念で戦っていかれたのです。そして関西の同志に「何なる世の乱れにも各各をば法華経・十羅刹・助け給へと湿れる木よ

り火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強盛に申すなり」(御書1132ページ)との御聖訓を通し、関西の会員一人一人の強盛な祈り

から、全てを始めなければならないと語られます。

 

全員が共戦の勇者

 永石 先生は、「私は全生命をなげうって、断じて勝ってみせるとの決心であった」とも述懐されています。そして、徹底して、一人

また一人と懇談、対話を重ねていかれました。

 堀 当時を知る草創の先輩も、“先生は大阪の全会員と会われたのではないか”と語るほどの戦いでした。

 竹本 実際に、約半年間で8000人の友に会い、励まし、1日で25会場ほどを回られたこともあった。自転車は3台も乗りつぶされたと

聞きました。

 原田 だからこそ、関西の隅々まで、“祈りと団結で勝つ”との決定した一念が伝播していったのです。

 岡本 大激闘を終え、関西本部に戻られた後も、先生は深夜まで机に向かわれました。当時、先生から激励のはがきや手紙を頂いた同

志が数多くいらっしゃいます。私も拝見したことがありますが、一文字一文字のほとばしる勢いに、心が震える思いがしました。

 原田 先生は“関西の同志全員を共戦の勇者に!”と戦われました。随筆には、「必ずや、計算以上の人間の魂の、不可能を可能にしゆ

く炎が燃え移っていくことを、確信した」とつづられています。

 岡本 関西は先生が築いてくださった広布の錦州城です。この師恩に報ずるため、私たちは立正安国の「凱歌の秋」へ、勝利の前進を

してまいります。

 

「新しい力」が拡大の推進力

 徳渕 大阪の同志は、今再びの“まさかが実現”へ、「大阪の戦い」を体現する自分史上最高の闘争を誓い、感染症対策に万全に取り組

みながら、家庭で、地域で、職場で、限界突破の奮闘を重ねています。

 岡本 堺総県のある壮年は、コロナ禍で仕事に大打撃を受けました。先輩の励ましに腹を決め、近隣への誠実な対話に歩きました。

15年以上、地域役員を務めてきたことで周囲の信頼も厚く、学会理解の輪が大きく広がりました。仕事にも必死で取り組み、新規事業の

めどが立ち、ご夫妻で功徳を実感する日々です。

 原田 地域に根を張ったリーダーが関西各地で活躍していますね。コロナ禍の中で、自身のことのみならず、友の幸福を祈り戦う姿は

模範と光っています。

 永石 池田先生はかつて「関西の友には皆に、『自分でやる!』、そして『自分がやる!』という魂が光っている」と、みなぎる広布

への責任感をたたえられていましたね。

 徳渕 その手本が錦宝会(多宝会)の先輩方です。新大阪総県の支部副女性部長は、間もなく80歳。今年は、電話や手紙を中心に800

人との対話に、はつらつと挑戦されています。先日もお孫さんを通じて知り合った方に、『新・人間革命』の書籍を紹介するなど、若々

しく活動する生涯青春の姿に感動します。

 岡本 新たなメンバーが次々と立ち上がり、活躍していくのも、「大阪の戦い」以来の伝統です。

 堀 女子部でも、西大阪総県の部長が4月の就任以来、電話やSNSを駆使し、すでに100人を超える友人に仏縁を拡大。新たなメンバー

との絆も強め、波動を起こしています。

 竹本 常勝大阪総県では壮年・女性部の方々と青年育成について協議する「支部スクラム会議」をオンラインで定期開催。そうした

中、男子部で、初めて会合に参加したメンバーや、対話拡大に挑戦できたメンバーが数多く誕生し、地域を大いに盛り上げています。

不屈の大闘争心で

 徳渕 池田先生は月刊誌「パンプキン」7月号の中で、「私は逆境と戦う大阪の青年たちと語り合ってきました。──悲観や感傷に流

されて、弱腰になったら、力は出ない。笑うが勝ちだ。大変であればあるほど、笑い飛ばして、みんなを喜ばせていくのだ」とつづられ

ています。

 岡本 このような時代だからこそ、私たち大阪はますます意気盛んです。

 原田 先生は、「『不屈の大闘争心』が、学会精神であり、関西魂である。関西が立てば、東京が立ち、全国が立つ。まさに『世界の

関西』である。関西こそ、学会の『心臓』であり、私の命を置いた場所である」とまで言われています。どうか、いよいよ聡明に、頑健

に、快活に、創立100周年を開く本年秋の戦いに断じて勝利していきましょう。

 

 

 

 

 

 


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