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〈桂冠詩人40周年 勇気の舞 凱歌の行進〉

1回 東北

2021年8月11日

 

雄弁は「金」沈黙は「銀」

 

 本年は、「桂冠詩人」の称号が池田先生に贈

られてから40周年。連載企画「勇気の舞 凱歌

の行進」では、先生がつづった長編詩を紹介し

ます。第1回は、東北の同志に詠んだ「みちの

くの幸の光彩」(1988年)です。

 

 私は詠んだ
 「人材の城を築けと決意ます
 恩師の去りし青葉に立つれば」
 東北に贈った指針も
 恩師の心を東北の地に
 刻んでおきたかったからだ
 “広布の総仕上げは東北健児の手で”
 また 
 “人材の牙城・東北たれ”と
  
  
 あなたたちは
 持ち前の粘りと忍耐で
 「冬は必ず春」の御金言を抱きしめ
 あらゆる障害を幸福への試練とし
 雄々しく乗り越えてきた
 それら無名の庶民の
 信仰凱歌の無数の軌跡
 それは まさに
 民衆の
 民衆による
 民衆のための時代を開く
 地を這うが如き尊き戦いであった
  
 ああ──
 愛する君たちよ
 尊い みちのくの友
 かけがえのない我が同志よ
  
  
 君たちよ
 明朗の人は
 愚痴と悲哀から踵を返し
 常に 太陽を仰ぎゆく
 向日性こそ 彼の誇るべき象徴だ
  
 明朗の人の周りには
 いつも 喜びと笑いの輪が
 幾重にも 幾次元にも
 広がり 連なっていく
 そして 明朗の人は
 涌き出ずる歓喜をば言葉に託し
 降魔伏惑の大言論戦の
 先駆の栄誉を担い 進む
 雄弁は金 沈黙は銀なりと
  
  
 明るく 愉快に
 そして一歩 また一歩と
 “さあ すばらしき光彩を見たまえ”と
 朗らかに 朗らかに
 スクラムも固く
 前進を開始してもらいたい
  
 私は 君たちを信じている
 私は 君たちを待っている
  
 いま 世界の人々が
 東北を見つめている
 東北にあこがれている
 東北には
 真の「平和」がある
 真の「人間」がいる
 真の厚き「友情」があると
 東北の発展を
 世界の人々が祈っている

 

 

 

 

 

 

 


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