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〈座談間 創立100周年へ――希望の橋を架ける〉51 

日蓮仏法は常盆”“常彼岸 広布の実践が最高の追善に

2021年8月9日

 

〈出席者〉 原田会長、森中教学部長、永石女性部長、西方男子部長、大串女子部長

 

      墓参者が三世永遠の福徳と

      安穏を祈念する

       (昨年8月、

        全国の墓地公園・納骨堂で)

 

 西方 間もなく「お盆」の時季です。新型コ

ロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年も

会館等での法要は行わず、各家庭で勤行・唱題

し、故人の冥福を祈念することになっています。

 永石 各地の墓地公園・納骨堂でも、納骨や墓参の際の礼拝堂(室)での勤行法要は行いません。原則とし

て、自由焼香のみとなっております。

 大串 ここで、お盆や追善回向の意義について確認したいと思います。

 森中 はい。「お盆」とは、「盂蘭盆会」のことで、日本の風習です。釈尊の弟子・目連が、地獄に堕ちた母

を救うために供養したという逸話が淵源とされています。日蓮大聖人は、「四条金吾殿御書(盂蘭盆由来御

書)」や「盂蘭盆御書」などで、目連が法華経を実践したことが供養となり、父母が成仏できたことを強調され

ています。

 原田 「盂蘭盆御書」には、「自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたし」(御書1429ページ)とあり

ます。大事なことは、自身が強盛な信心の実践に励むことです。それこそが、亡くなられた方々への真の供養と

なります。

 森中 そもそも「追善回向」とは、自らが妙法を実践する功徳、善根を、故人に“回らし向ける”ことを意味し

す。つまり、自行化他の題目を唱え、広宣流布に励んでいる学会員の勤行・唱題こそが、最高の追善回向とな

っていくのです。

 大串 「御義口伝」にも、「今日蓮等の類い聖霊を訪う時法華経を読誦し南無妙法蓮華経と唱え奉る時・題目

の光無間に至りて即身成仏せしむ、廻向の文此れより事起るなり」(同712ページ)と説かれています。私たち

が朝晩の勤行で実践していることです。

 原田 日蓮仏法では“常盆”であり、“常彼岸”です。すなわち、日々の私たちの信心の実践がそのまま、盂蘭盆

会、彼岸会の意義を有しているのです。

 永石 VODの新番組「『広布の人生』こそ最高の回向」でも、故人への追善についての、池田先生のスピーチ

が紹介されています。

 原田 先生は、広宣流布に生き抜く人生の功徳は無量無辺であると語り、「その功徳を無量の先祖、無量の子

孫、眷属に回し向けていく。自身が仏道修行で得た福徳を、力を、勤行・唱題の金色の光を回し向けていく。

これが回向の本義である」と指導されています。いよいよ勇んで信心に励んでいきましょう。

 

邪義で金儲け企む日顕宗

 西方 一方、この時季になると、日顕宗は“僧侶が拝まないと故人は地獄に堕ちる”“塔婆を立てないと成仏でき

ない”などとおどし、だまし、金儲けに躍起になっていますが、大聖人の御書を拝せば、その悪辣さは明白です。

 森中 大聖人は「四条金吾殿御書(盂蘭盆由来御書)」でも、「食法がきと申すは出家となりて仏法を弘むる

人・我は法を説けば人尊敬するなんど思ひて名聞名利の心を以て人にすぐれんと思うて今生をわたり」(同1111

ページ)と厳しく破折しています。

“仏法を食い物にする餓鬼”とは、衣の権威を振りかざす、日顕宗の姿そのものです。

 

学会は大聖人直結

 原田 戸田先生も、痛烈に喝破されていました。「坊主は、人々を救うためにある存在だ。それを、御供養と

いって、信者を金儲けの道具にし、何の贅沢に使ったのか。何の遊戯雑談に使ったのか。仏法の本義から根本的

に誤った、腐った精神の奴らである。あまりにも情けない奴だ」と。創価学会は永遠に、御書根本、大聖人直結

の清らかな信心を貫いてまいりたい。

 森中 かつて、愛知学院大学の赤池憲昭名誉教授も、第2次宗門事件から十数年の流れを振り返り、学会は「世

界的な規模で影響力をもっている」と述べた上で、あの事件があって「今の創価学会が築かれてきたように思

う」「『日蓮大聖人の精神に帰れ』といった形で宗教を捉え直していく活力が、創価学会にはあったということ

でしょう」と語っていました。

 西方 そうした識者の声は数多くあります。青年部は、邪宗門の卑劣な実態を糾弾する正義の言論戦を展開し

てまいります。

 

共感呼ぶ墓地公園

 大串 お盆を機に、創価学会の墓地公園を訪れ、学会への理解を深める方も多くいらっしゃいますね。

 永石 先日も、聖教新聞の愛読者が、新聞に掲載される墓園の写真に感動し、「一度訪れてみたい」と、富士

桜自然墓地公園を見学されたそうです。自然に溶け込んだ墓園の美しさに、心が洗われるようだったと、感想を

寄せてくださいました。

 西方 中部池田記念墓地公園を訪れた方も、「全ての墓石が同じ大きさであることに驚きました」と。ともす

れば、大きさや高級さを競うような墓地とは全く異なる、学会の墓園の在り方に、強く賛同してくださったそう

です。

 永石 管理の行き届いた園内の美しさ、スタッフの爽やかで温かな対応に感動したことが、入会の大きな動機

となる方も少なくありません。

 原田 学会の墓園の基本理念は、「恒久性」「平等性」「明るさ」です。この理念の実現のため、誰よりも心

を砕かれてきたのが池田先生です。墓園に足を運んだ際も、職員に対し、「来た人に喜んでもらおうよ」と語ら

れながら、“色調を考え、色とりどりの花や木を植えよう”など、具体的なアドバイスをされてきました。

学会の墓園は、妙法の生死不二の原理を象徴する“生命の宮殿”です。世界宗教として大きく飛翔を続ける学会に

おいて、墓園の存在意義は、今後さらに輝きを増していくに違いありません。

 

 

 

 

 

 

 


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