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アルゼンチン・タンゴ界が誇る若き巨匠―― 

   フェルナンド・マルサン氏が池田先生に献呈曲

2019年1月10日

 

   東京・民音文化センターで贈呈式行う

   神奈川・川崎市で開幕 50回目の民音タンゴ・シリーズで情熱の演奏

 

 

  献呈曲の贈呈式には、今回のタンゴ公演の全出演者も出席。

   マルサン氏(前列左から6人目)から民音の伊藤代表理事に

    楽譜が手渡された

                   (民音文化センターで)

 

 

 アルゼンチン・タンゴ界が誇るピアニストで、“若きマエストロ(巨匠)”と称されるフェルナンド・マルサン氏

から、民音創立者の池田大作先生に献呈曲「デサライゴ」が贈られた。同曲の贈呈式は7日、マルサン氏をはじめ

楽団の一行が出席し、東京・信濃町の民音文化センターで開催された。同曲は9日に神奈川・川崎市のカルッツか

わさきで開幕した「民音タンゴ・シリーズ」の第50回公演「ドラマチック・タンゴ『偉大なる歴史』」で初演さ

れた。

 

 「自らの弱さも前進の力に変革し、希望あふれる未来を開くことができる――私は池田博士に大切なことを教え

ていただきました」

献呈曲の贈呈式の席上、フェルナンド・マルサン氏が語った。

氏の民音との出合いは、父親であるカルロス・マルサン氏率いる楽団が、2004年に「民音タンゴ・シリーズ」

に参加したこと。08年には、フェルナンド・マルサン氏が自らの楽団を率いて同シリーズに出演し、来日ツアー

を大成功に収めた。その際にも、氏は献呈曲「偉大なる東洋の神秘」を池田先生に贈っている。

再びの来日に寄せて、携えてきた2曲目の献呈曲「デサライゴ」。この曲には、自身の人生の全てが凝縮されてい

るという。

氏が海外での演奏活動を始めたのは19歳の時。当初は期待に胸を躍らせたが、経験を重ねるうちに、聴衆の前で

演奏する喜びを感じつつも、次第に故郷を離れる寂しさやプロとしての孤独感にさいなまれるように。いつしか、

そうした感情を紛らわせるために、ピアノに向かっている自分に気付いた。

“このままではいけない!”と作曲や編曲に挑戦。そうした時に08年の同シリーズ出演の依頼があった。

「民音公演ツアーでは、どの都市に行っても観衆の皆さんが真剣に演奏を聴いてくれ、中には涙を流してくださる

人もいました。音楽で観衆と心通わす経験に、私自身も込み上げてくるものを押さえられませんでした」とマルサ

ン氏は振り返る。

曲名の「デサライゴ」はスペイン語で「流離」の意味。あえてこうしたタイトルにしたのは、故郷を離れた自身の

姿を例えたかったから。“音楽で世界の人々の心を結び、世界平和を実現する”との池田先生の理念に啓発を受けた

ことが、苦しい状況を乗り越える“転機”となったとの意義が込められている。

マルサン氏は語る。「音楽は直接、聴く人の心に訴え掛けることができます。だから今公演で観衆一人一人に、池

田博士から学んだ『自身の無限の可能性を諦めない』とのメッセージを伝えたいのです」

 ◇ 

 川崎市での初日公演では、オスバルド・プグリエーセ氏や、マリアーノ・モーレス氏といったアルゼンチン・タ

ンゴ界を代表する巨匠の十八番の楽曲が次々と披露された。

マルサン氏が奏でるピアノの響きがステージを彩り、バンドネオンが刻むリズムに合わせ、3丁の弦楽器の旋律が

躍るように絡み合う。そこに、4組のダンサーが情熱的な舞を披露し、男性歌手アルフレッド・ピティス氏と女性

歌手マリア・ホセ・ロハス氏がタンゴの情感を歌い上げる。

そして、満を持して献呈曲「デサライゴ」が演奏された。哀愁漂うバンドネオンの音色が響き渡り、ピアノとバイ

オリンのソロパートが曲調に色彩を与える。次第に旋律は激しさを増し、疾走するようにフィナーレへ――最後の

一音が鳴り終わるや、観衆から万雷の拍手が送られた。

 

 

 

 

 

 

 

 


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