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〈忘れ得ぬ瞬間 創立者の語らい〉第9回

2019年1月7日

 

   創価大学 寮生懇談会

   地中深く人生の根を張れ

 

 

          桜の咲く頃に、

           一段と成長した朗らかな姿を

             見せていただきたい

             ――第4回寮生懇談会で、

               一人一人の健康と成長を願って

                スピーチする池田先生

           (1983年11月18日、創価大学で)

 

 英知と人格を錬磨する創価大学の学生寮。親元を離れ、切磋琢磨する寮生を、創立者・池田先生は、折に触れて

励まし続けてきた。1980年代には「寮生懇談会」に出席し、向学の指針を贈った。83年11月18日の第4

回の集いでは、“人生の基礎の時代に、学問に徹し抜け”と強調。良き学友と共に、自分に負けない青春をと望んだ。

時代は「一流の時代」である。二流、三流ではもはや追いついていけない。世界的にもそういう時代です。

勉学の時間はおのおの異なるかもしれないが、今のうちにしっかりやっておかなければならないと思う。遊びたい

のもわかる。さぼりたいのもわかる。しかし、一つのことに“徹する”、この徹するということが大切です。徹しき

れるという人は、すでに因果俱時で勝利を得ているのです。

今の諸君は、やはり勉強が一つの仕事であります。生活だし、人生です。したがって、それぞれの立場で自分の勉

学にだけは徹し獲得しておく。これを忘れてはならない。

勉強ができる人というのは、努力ができる人ということです。努力なくして勉強ができることは、普通はありえ

い。勉学は責任というか、人間の権利であります。これを放棄したら動物と同じです。

今、基礎の勉強をしっかりしておかないと、社会に出た時、皆にばかにされてしまう。人生の基礎の時代に頑張り

なさい。自分が実力を持っていけば大勢の人がついてくるし、守ってあげられる。救ってあげられるし、一緒にな

って歩んでいける。そういう中心者になれる。家族も安心して暮らせる。実力をつけるということは、いろんな意

味で大事なことです。

知識というのは両刃の剣です。それによって幸福になり、社会に力を示すこともできる。反対に不幸になってし

う場合もある。知識それ自体は幸、不幸には関係はない。それを決めるのは自分の一念です。

仲の良い、いい友だちを持つことは人生の最大の財宝であります。このような清らかな、親しみを持った友人が

きる世界というものは、私は稀であると思っております。

ともかくいやなことも、へこたれそうになることも、悲観することも、感傷的になることも、青春だからいろい

あるに決まっています。青春とは悩む時代、煩悶する時代です。その激流に流されて沈んでしまうか、そのなか

もがきながら前へ前へと進むか、これが青春の闘いです。ここに、未来への勝敗を決めるチャンスがある。

 

頑張り抜く人に

 さらに第6回の集い(84年2月3日)では、建学の精神を忘れず、全員が21世紀の人材にとスピーチした。

翌85年1月30日の第8回寮生懇談会では、母校の看板を背負い、一人一人が勝利の人生をと力説。来るべき将

来の“時”のために、今は地中深く根を張りゆけと訴えた。

諸君は今はまだ、勉学の最中だけれども、体力的にも、精神的にも全ての面で諸君たちの時代に入っていること

間違いない。

その意味において、私はたくさんの大学生がいる中で、不思議な縁で、創大の建学の精神に馳せ参じて来てくださ

った諸君に全面的に期待する以外にないし、全面的に諸君を応援するのが私の人生と思っております。諸君にしか

未来はない。21世紀は全部諸君の活動の舞台である。我々ではない。それを私は、今深く感じながら、これから

の人に対して、全魂を打ち込んでおります。特に建学の精神に馳せ参じてくださった諸君に対しては、明確なる目

標の人材として、私はこれからも接していくつもりであります。〈84年2月3日〉
  
 自分は何をもってこの人生を生きゆくのか、また、たとえ自分を偏見の目で見ていた人間であっても、本当に感

服させていける力を持つことです。このことは、人間にとってたいへん意義深く、大事なことであります。

諸君にとっては、すでにこの創大が自身の“ルーツ”であり、いわば一生涯、母校という一つの看板を背負った立

となったのです。ゆえに、それぞれの分野で、それぞれの特性を生かしながら、この創価大学で、英知を磨き、

派に研鑽して、それぞれの栄冠の人生を勝ちとっていただきたい。

もう一つ、諸君に申し上げておきたいことは、青春時代とは、“時”の来るのを待ち、大地の下に根を張って、張

めぐらしていく時代だということであります。諸君がこの時代に悩むことも、勉強に励むことも、また、さまざ

に心を動揺させることも、すべて、生涯にわたる根を張っていくためへの栄養なのであります。

根は目立たない。また、虫も食べに来るだろうし、もぐらも来るかもしれない。けれども、その根を深く広く張り

めぐらした人こそが、時とともに青々と葉を茂らせ、花を咲かせ、見事なる実を結ばせることができるのでありま

す。

逆に、温室で育てられ、花を咲かせたようなひ弱な姿は、自然とともにダイナミックに生きゆく潑剌たる青春の姿

とは、ほど遠いものがあると、私は思う。その意味において、諸君は今、勉強をし、根を張りながら、将来、自分

はこの分野で大きく育つのだという目標をもって、頑張りぬいていただきたい。

頑張るということは、偉大なる人生への向上の条件であります。頑張ることなく自然に偉大な人間に、というわけ

にはいかない。そういう姿勢では何もできない。

大事な諸君たちです。どうか風邪をひかないように、身体に気をつけて、また交通事故などにも十分注意しながら、

独立独歩の学生生活を送っていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 


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