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我らの地域を「さながら宝土」に 

 

昇りゆく旭日と共に、新しい人間革命の劇が始まる。

 

 一年を通して、皆が日々「初日の出」を仰ぐような心

で励まし合えたら、どれほど明るい世界になるだろう。

 

 御本仏・日蓮大聖人は、だれでも、いつでも、どこでも

生命に元初の太陽を昇らせゆける道を示してくださった。

 

 題目を唱えゆくところ、我が身を「さながら(そのま

ま)宝塔」として光らせ、我らの天地を「ここさながら

宝塔の住処なり」(1304ページ)と輝かせていけるのだ。

 

 そう心を定めれば、ありのままの自分を卑下する必要

もなければ、どこか遠くに理想郷を求める必要もない。

 

 御聖訓に「此の土を捨てて何の土を願う可きや、故に法

華経修行の者の所住の処を浄土と思う可し」(72ページ)と仰

せの通り「今ここ」から寂光の宝土を築き広げるのだ。

 

 「娑婆」とは「堪忍」と言われる如く、現実の世界は

苦しみや悩みを堪え忍ばねばならない。その試練に敢然

と挑んで一つ一つ打開していくのが「広宣流布」であ

り、「立正安国」である。なぜ労を厭わず、この挑戦を

続けるのか。戸田先生は故郷の北海道の同志に語られた。

 

 第一に、地域と社会への貢献を果たしながら、多くの

人々と仏縁を結んで、自他共に功徳を広げていくことが

できるからである。

 

 第二に、戦いを通して組織の隅々まで力を漲らせ、異

体同心のスクラムを強くすることができるからである。

 

 そして第三に、目標に向かい、一人一人が「自分らし

く悔いなく戦い切った」と御本尊に報告できる清々しい

歴史を残し、勝利の喜びをつかめるからである。

 

 どんなに大変な場所でも、「地涌の菩薩」としての誓願

に立ち返れば、自ら久遠より誓い願ってきた天地だ。皆、

深き宿縁で結ばれた感激の同志であり、眷属ではないか。

 

 ここで戦い、ここで勝って、「心の財」を積み、共々に人

間革命して仏になるのだ。世界広布が同時進行で展開す

る今、一つの地域の勝利劇が全創価家族の希望となる。

 

 さあ、我らの地域から新たな「創価勝利」の旭日を!

 

 

 

   この天地

    楽土と照らす

      君なれば

     諸仏は讃えむ

       諸天も護らむ

 

大百蓮華2019年1月号(No.831)巻頭言


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