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中国・北京電影学院「名誉教授」称号授与式から 池田先生の謝辞(代読)

2018年10月25日

 

   地球を包む「喜び・創造・平和」の光彩を

   創立の慈母・陳先生の魂「人民のために少しでも多くのことをしよう!」

 

 

      授与式には創大生、短大生、留学生の代表も出席。

       式典を終えた侯党委書記は

       「池田先生の謝辞に感動しました。

        本学について大変よく知ってくださり光栄です」

          と喜びを語った

                      (創大本部棟で)

 

 

一、本日、輝かしい芸術創造の世界的揺籃である貴・北京電影学院より、栄えある名誉教授称号を賜りました。

 日中平和友好条約の40周年の金の秋に当たり、私は、この栄誉を、両国の友好に人生を懸けてこられた敬愛す

 る先人の方々、また、大中国の文化と芸術を愛してやまない全世界の創価の宝友たちと分かち合わせていただき

 たいのであります。誠に誠に、ありがとうございました。

 

周総理と映画  

一、今、私は、貴学院の大発展を喜び、見守っておられるであろう周恩来総理と夫人の鄧穎超先生の会心の笑顔を、

 思い浮かべております。   

 周総理は、新中国の映画事業の黎明期から、その前進に尽くされ、貴学院の創設を力強く支えられました。総理

 は、先駆者たちが心血を注いで生み出した映画作品を讃えられ、「新中国人民芸術の光彩」と認められておりま

 す。  

 今日は、貴学院の尊き歴史と伝統に学びつつ、「人民芸術」「民衆芸術」の光彩を、大きく3点、確認し合いた

 いと思うのであります。  

 第一に、「自他共の喜びの光彩」であります。  周総理は、幾多の苦難を乗り越えて映画の製作に挑む芸術家た

 ちを激励されました。  

 「人が困難を恐れなければ、困難が人を恐れるのです」と。そして、困難な時こそ、「芸術家たちが人民を励ま

 していくことが必要なのです!」と勇気づけられたのです。  

 こうした周総理の心を心として、貴学院の淵源となる演技芸術研究所を創設されたのが、陳波児先生であります。

 陳先生は病を抱えた身でありながら、映画製作とともに人材の育成に全精魂を傾けられました。激務の合間を縫

 って学生に声をかけ、若き俳優に手紙を送られました。  

 若人たちにとって、陳先生は芸の道の師匠であると同時に、慈愛の母であり、さらに心通う友人でもあったとい

 います。  

 陳先生は語られました。「人民のために少しでも多くのことをする。これが私の最大の喜びであり、最高の享受

 なのです」と。  

 教育者も芸術家も、いな、全てのリーダーが鑑と仰ぐべき民衆奉仕の無私の精神でありましょう。  

 私の先師も恩師も大切にしていた仏典には、「喜とは自他共に喜ぶ事なり」「自他共に智慧と慈悲と有るを喜と

 は云うなり」(御書761ページ)とあります。  

 自他共に智慧と慈悲とを輝かせ合う、この「喜びの光彩」を、感動の映画の世界のように、身近な学びの青春の

 舞台から創り広げていきたい。特に大学はその歓喜の連帯の起点でありたいと、私は願う一人であります。

 

一、第二に申し上げたいのは、「従藍而青の創造の光彩」であります。  

 貴学院の創立の慈母たる陳波児先生が40代の若さで逝去された折、鄧穎超先生は万感の追悼を捧げられました。

 ――貴女は絶えず進歩し、向上し、それでありながら、生き方は素朴なままでした。貴女の声や姿は、常に私の

 脳裏から離れません、と。  

 そして鄧先生は、学び、働き、努力を重ね、さらに大きな勝利を勝ち取ることが、故人を偲ぶ最良の方法である

 と結ばれたのです。この不撓不屈の精神が、貴学院には校訓の「尊師重道、薪火相伝」(師を尊敬し道を重んじ、

 その思想を代々受け継ぐ)との通り、脈々と流れ通っております。  

 先月、侯光明先生が学生に訴えられたスピーチを、私は感銘深く伺いました。  

 「学問は専門的であれ!」「心は人民とともにあれ!」「人柄は剛毅であれ!」  

 そして「従藍而青にして中国映画の大黒柱へと成長を」――と。  

 「従藍而青」(藍よりして而も青し)とは、私たちの合言葉でもあります。自らが「創造的人間」としてたゆま

 ず挑戦し、前進するのです。  

 とともに、教員は学生を、先輩は後輩を、卒業生は現役生を、自分以上の大人材にと、惜しみなく手を差し伸べ

 ていくのが、創価教育という生命開花の芸術の誇り高き伝統であります。  

 私たちは、貴学院と響き合う「従藍而青」の心で、いやまして価値創造の光彩を放っていきたいと思いますが、

 皆さん、どうでしょうか(大拍手)。

 

心を結ぶ映像の力  

一、第三に、「文化交流の平和の光彩」について申し上げたい。  

 「映画は教育と建設の利器であり、国際平和を促す橋である」とは、貴学院の教壇に立たれた先駆の芸術家・孫

 明経先生の信条であります。  

 誠に映像には、あらゆる差異を超えて、人と人の心を結ぶ力があります。  

 私自身、1974年、初めて貴国を訪問した折に心がけていたことがあります。  

 それは、できるだけ多くの交流の映像を残し、日本さらに世界の友に見せたい。なかんずく、中国の青年たち、

 少年少女たちの涼やかな瞳の輝きを、そのまま伝えて、理解と友好を広げたいという思いでありました。  

 貴学院の校訓の碑は、中国を代表する世界的知性・季羨林先生の流麗な筆致で刻まれております。  

 季先生は、私との対談集で語られました。  

 「新たな千年紀の始まりにあたって、私たち全世界の人民が必要としているのは『平和』であり、『相互理解』

 であり、『友情』であると感じています」と。そして、「“文化交流”は人類社会の発展を促進する、最も主要な

 力と言えるでしょう」と展望されたのであります。  

 心に希望の灯をともし、時代も地域も飛び越えて、共に泣き、共に笑い、共に心を躍らせていく。魂を揺さぶり、

 生命を蘇らせ、「人間はこんなにも美しい」と感激を分かち合う――。  

 この「文化交流の平和の光彩」で、私たちは共々に、青き地球を包んでいこうではありませんか!  夢は栄光を

 築く  その決意を、貴学院の校歌「光影の夢」に託して、私の御礼とさせていただきます。  

 「信ずる この世には美しきものを秘めたる一束の光が有ることを 生きることがさらに彩を新たにし、自らの

 手で輝かしきものを彫り上げることを期待する」  

 「夢は築き上げる 栄光を築き上げる」  

 「夢は帆を揚げ、帆を揚げて船出する」  

 夢と栄光の殿堂たる貴・北京電影学院の千秋万歳の隆盛を心よりお祈り申し上げます。  

 謝謝!(中国語で「ありがとうございました!」)(大拍手) 

 

 

 

 

 

 

 


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