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勇気の先には希望の朝が アイヴァゾフスキー作「第九の怒濤」と池田先生

2018106

 

          イワン・アイヴァゾフスキー「第九の怒濤」

            1850年 油彩/カンヴァス 

              国立ロシア美術館蔵

 

 漂流する船乗りたちと、彼らに襲いかかろうとする大きな波。

その先には陽光が鮮やかに輝く――「ロシア絵画の至宝展」の

メインともいえる「第九の怒濤」。縦2メートル横3メートル

を超える巨大な絵画である。

作者は、19世紀に活躍した海洋画家アイヴァゾフスキー。

海をテーマにした風景画を中心に、6000点以上の作品を残した。同展でも、この絵のほか、アイヴァゾフスキー

作の「海辺の朝、スダック」や「大洪水」を見ることができる。

「第九の怒涛」は、船乗りの言い伝えを着想として描かれた。その言い伝えとは、波には一定の周期があり、9番

目の波が最も強大であるが、”それを乗り越えたときに活路が開ける”というもの。危機的な状況でも波の先は明る

く照らされ、漂流する船乗りたちの希望の運命を予言している。

池田先生は、この絵画を、2003年に東京富士美術館で開かれた「第九の怒涛展」の際に鑑賞。後日、長編詩

「『大工の怒涛』を見て」をつづり、次の言葉で結んでいる。

 

   その人間の勇気には

   希望と平和の朝が

   待っているのだ!

 

   君よ

   再び決心して

   立ち上がれ!

   そこには必ず

   光の合図の

   勝利の太陽が

   待っているからだ!

 

いかなる苦難にも負けない人間の強さ――それを実感できる名作である。 

 

 

 

 

 

 

 

 


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