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〈世界写真紀行〉第35回 ナイアガラの滝

2018831

 

            ナイアガラの滝の中で最大の「カナダ滝」を、

              上空から望む。

                馬の蹄(ひづめ)に似ていることから

                 「馬蹄(ばてい)滝」とも呼ばれる

                           (本年4月撮影)

 

圧倒的な水量と、大地を揺るがす轟音。雲のような水煙が絶え間なく舞い上が

り、空には大きな虹が懸かる。“壮大な地球の営み”を眺めていると、時がたつ

のを忘れてしまう。

カナダとアメリカの国境にある「ナイアガラ瀑布」。南米のイグアス、アフリ

カのビクトリアと並ぶ世界三大瀑布の一つである。

カナダ滝・アメリカ滝・ブライダルベール滝の三つから成り、中でも、カナダ滝は落差50㍍以上、幅675㍍と

いう規模。世界から年間1500万人の観光客が訪れる。

ナイアガラの滝の水量は、毎秒200万㍑とも。「ニアガル(雷鳴の轟く水)」と先住民が呼んだのが、ナイアガ

ラの語源といわれる。

約1万2000年前、氷河期が終わりに近づくと、膨大な氷が解けて川ができ、断層部にナイアガラの滝が現れた。

もとは、現在の位置から11㌔ほど下流にあったとされる。激しい水の流れによって岸壁が削られ、少しずつ上流

へ移動していった。今も年間3㌢ずつ、移動している。

池田先生は1960年10月11日、カナダを初訪問した。当時、同国に住むSGIのメンバーはいない。トロン

トの空港で先生一行を迎えたのは、一人の未入会の女性だった。学会員である日本の母親から連絡を受け、親孝行

のつもりで駆け付けたのである。

翌日、先生は同行のメンバーと共にナイアガラの滝へ。その時の様子が、小説『新・人間革命』第1巻「錦秋」の

章に描かれている。

「空は抜けるような青空である。滝の彼方には、色とりどりの紅葉が広がっていた。そのなかを轟音を響かせ、純

白の輝きを放って、水が踊り砕ける。そして飛沫となって天に舞い、鮮やかな七彩の虹を浮かび上がらせていた。

とどまることを知らぬ、豊かな水の流れは広布の前進を象徴しているようでもあった。そして、虹のきらめきは大

いなる希望を表しているかのように、彼には感じられた」

そして、山本伸一は、同行の青年に深い思いを込めて語った。

「この滝にかかる虹も、一たび流れが途絶えれば、瞬時に消え失せてしまう。人生の希望の虹も、広布への躍動の

前進があってこそ輝くものなんだよ。希望を捨てない人には、いかなる困難にも負けない強さがある」

81年6月、先生は再びカナダを訪問。トロントの空港では300人の同志が歓迎し、初訪問時に先生を迎えた女

性は広布のリーダーに成長していた。カナダ広布は着実に前進していたのである。

6月24日、先生はトロント会館での勤行会に出席した後、同志と共にナイアガラの滝へ。同日、将来について悩

んでいるという青年を温かく励まし、こう語った。

”ナイアガラの滝のような勢いで題目をあげるんだよ。勢いがないと、人生も行き詰ってしまうからね”

長い時を経てもなお、勢いよく流れ続けるナイアガラ。私たちも、滝野ごとく弾ける生命で自身の限界を打ち破っ

ていきたい。

たゆまず前進し続ける。諦めず挑戦し続ける――その努力の中で、勝利の虹は輝く。

 

 

 

 

 

 

 


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