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凱歌大道の誉れの人生を!

 

打ち続く苦難に遭いながら、なぜ、かくも堂々とされているのか? 

激闘の日々、戸田先生に尋ねたことがある。

先生は、「ぼくだって、夜も眠れぬほど、悩み、考えているよ」と笑いながら、

こう答えてくださった。

「それは、牢獄のなかで、自分の使命を知ったからだね。生涯を捧げて悔いない

道を見つけたということだ。

そうなれば人間は強いぞ。恐れも、不安もなくなる」と。

法難の獄中で齢四十五にして妙法流布の大使命を覚悟されてより、先生はまさしく

「巍巍堂堂として尊高なり」(211ページ)という地涌の生命で戦い抜かれたの

である。

命に及ぶ大病や災害、倒産など、逆境に挑む壮年に、先生は盟友を抱きかかえる如

く渾身の励ましを贈った。いざ肚を決めれば、我ら丈夫は劇的に力を出せるのだと。

言うに言われぬ苦労は絶えないが、「煩悩測菩提」の題目があるゆえに、全ては黄

金柱の円熟の輝きと変わる。

日蓮大聖人は、「法華大海の行者に諸河の水は大難の如く入れども・かへす事とが

むる事なし、諸河の水入る事なくば大海あるべからず」(1448ページ)と仰せ

になられた。

さあ、何でも来い! 創価の壮年は、大海原のように悠然と、広宣流布、立正安国

の誓願に生き抜くのだ。

四条金吾がそうだったように「負けじ魂」で仏子に尽くせば「法華経の兵法」の神

髄を発揮できる。誰が褒めなくとも、師匠に笑顔で報告できれば、それでいいのだ。

短気な金吾には、女性を大切に、大らかに包容するのが賢人とも指導されている。

世界一の太陽の婦人部から信頼される時、世界一の壮年王者と光ることを忘れまい。

八月二十四日は「壮年部の日」。七十一年前の夏、恩師が十九歳の私を導いてくだ

さったように、壮年が後継の青年を励まし、育てゆく意義も込めさせて頂いている。

また一九五〇年、最悪の苦境に、師が聖教新聞の構想を示された「創価原点の日」

でもある。一番の試練の時に一番の偉大な価値を創造するのが、壮年の本懐だ。

この魂で、凱歌大道の誉れの人生を進もうではないか!

 

   人間の

    王者の心の

      君なれば

    民に慕われ

      師弟の凱歌を

 

「大白蓮華」2018年8月号(No.826)巻頭言

 

 

 

 

 

 


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