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我らは「生死不退」のこころで!

 

日蓮大聖人が年配の父母たちを慈しまれた御振る舞いを拝するたびに、私の胸は熱くなる。

子どものいない佐渡の国府入道夫妻へのお手紙では、「教主釈尊は入道殿と尼御前の慈父です。日蓮はまた、あ

なた方の子です」(1323ページ、通解)と寄り添われ、乱世に老いゆく不安を取り除かれている。

富木常忍の九十代の母堂へは、「全宇宙の諸天が、お母さまの信心の志をしられるでしょう。その功徳は、露を

大海に入れ、土を大地に加えるようなものです。生生に失われず、世世に朽ちないでしょう」(968ページ、趣

意)と讃えておられた。

こうした仰せは、そのまま、いとおしい創価の父母たちへのお心であり、お約束であろう。

わが師・戸田城聖先生は、私が十九歳でお会いした座談会の折、悠然と語ってくださった。

――生老病死という根本の悩みを、誰もが打開して必ず正しい人生を送れるのが、日蓮仏法だよ、と。

この七十星霜、先生の指導通り、生死の苦悩に立ち向かい、我ら創価家族は、何と多くの「人間革命」の勝利の

実証を積み広げてきたことか。

「生死一大事血脈抄」には、「一仏二仏に非ず 百仏二百仏に非ず 千仏まで来迎し 手を取り給はん事・歓喜

の感涙押え難し」(1337ページ)と説かれる。

友へ題目を送り、励ましの手を差し伸べてきた多宝会の方々こそ、生死を超えて千仏の手に抱かれ、護られ、歓

喜と安穏の軌道を進みゆけるに違いない。

当然、生身の色心には、加齢による衰えがある。

勿体なくも御本仏が、最晩年、「この八年の間は、やせる病気といい、齢といい、年々に身も心も弱くなってき

ました」(1583ページ、趣意)と仰せである。その中で大難を忍ばれ、一人ひとりを擁護し、薫陶され、万年

の令法久住を開いてくださったのである。

ゆえに、自身の病や家族の介護等にも、「長く信心してきたのに」などと、たじろく必要はない。

「このやまひは仏の御はからひか」「病ある人仏になる」「病によりて道心はをこり候なり」(1480ページ)

との御金言のままに、深き意味を見つめつつ、何ものにも屈しない、変毒為薬の大福運と大境涯を一家眷属に創り

上げていくのだ。これが信心である。

たとえ、眼、耳、鼻、舌、身、意という「六識」の働きが衰弱しようとも、広宣流布の闘争で築いた胸中の「九

識心王真如の都」は絶対に崩れない。

我らの三世の旅路は、永遠に妙法と一体であり、大聖人と一体なのである。何の不安があろうか。

この「信心の血脈」は、今は反発している家族の生命にも必ずや流れ通っていくから、心配はない。

創価の父・牧口常三郎先生は、獄中で殉教された。いかなる場所で、いかなる臨終の姿をとろうと、広布の誓願

に生き抜く生命は、「一生成仏」の凱歌を轟かせていけることを教えてくださっている。

先師から託された「生死不退の心」で、多宝の長者たちと共々に、常楽我浄の香風を広げゆこう!

 

   恐るるな

    生死ともに

     仏なり

    山越え谷越え

      歓喜の凱歌を

 

大白蓮華巻頭言 2018年7月号 No.825

 

 

 

 

 

 


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