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〈友を励ます 私の挑戦〉

2018525

    自分の都合より相手本位の行動

熊本・玉名市 上杉 松子 総県副婦人部長

 

人呼んで“玉名の肝っ玉母さん”。どんな人をも包み込む大きな

心で、愛情たっぷりの励ましを送る対話の名手である。

だから、いつも引っ張りだこ。個人指導だけではなく、頻繁に

折伏の応援要請の声も掛かる。

今年に入り、折伏に携わった12人全員が入会。また長年、関

わってきた未入会の家族も入会したという。

そのうちの一人に農業を営む壮年がいる。壮年の妻は一人で信

心をしていた。上杉さんが、その婦人部員に会いに行くのは決まって雨の日だけだった。「自分の都合ではなく相

手本位の行動が大事です」。礼儀正しい振る舞い、農作業のない雨の日に訪れるという誠実な上杉さんの心遣いを、

壮年は見ていたのだ。

「目の前の人をどう励ませるか、どうすれば不幸に泣く人に幸せになってもらえるか、と祈る毎日です。だから学

会員だとか友人だとか、個人指導とか折伏とか、私には違いありません」

上杉さんは10代の頃、相次いで両親と兄を病や事故で亡くした。多感な時期だった。人生を悲観したこともあっ

た。

そんな中、女子部の夏季講習会に代表で参加。そこで思いがけないことが起きた。「両親のいない人は?」――

池田先生が呼び掛けた。手を挙げた上杉さんたちに、先生から励ましが。いくつもの悲しみを味わった青春だった

からこそ、師匠の真心が身に染みた。”私も先生のようになりたい”と心に誓った。

5月のある日、上杉さんは婦人部員宅にいた。茶を飲みながらの談笑。家主の足が悪いことが話題に。話を終え、

すっと立ち上がった上杉さんは台所へ。遠慮する家主に「座ってて。いいのよ、洗わせて」と使った湯飲みを洗う。

ごく自然な振る舞いだった。困っている人を放ってはおけないとの心があふれている。

「私は縁する全ての人に”信心して良かった”って思ってもらいたいのよ。欲張りかしらね? あははは!」。

熊本の空に、上杉さんの快活な笑い声がこだました。

 

 

 

 

 


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