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我らは「種を蒔く人」なり

 

我ら創価家族は「種を蒔く人」である。

妙法という、最極の「幸福の種」を、「平和の種」を蒔いて、蒔いて、蒔き広げていくのである。

御本仏・日蓮大聖人は、「三世十方の仏は必ず妙法蓮華経の五字を種として仏になり給へり」(1072ページ)

と仰せられた。

我らが唱え、弘めゆく南無妙法蓮華経の題目は、一人ももれなく絶対に「仏」になれる種である。

それは、地球上はもとより、はるか大宇宙にまで遍満する「仏界」という生命の蓮華の花を、爛漫と咲かせゆける

根源の「仏種」なのである。

泥沼の如き濁世に、この種を忍耐強く蒔き続け、幸と平和の花園を創るのが、広宣流布といってよい。

大聖人は、厳しき現実社会の真っ只中で悪戦苦闘する在家の門下を最大に信頼し、激励なされた。

「其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ、仏種は縁に従(よ)って起る」(1467ページ)と。

使命の国土を離れて、仏法はない。

自らが誓願して躍り出た宿縁の現場を駆けずり回って、悩める友を励まし続けていくリーダーこそ、地涌の菩薩の

実像である。

わが地域の妙法流布を真剣に祈り抜き、積極果敢に一人一人と会い、智慧を尽くして社会に貢献する。この「仏縁」

を誠実に、また大胆に結びゆくことが、信仰している、していないを問わず、人々の心田(心の大地)へ「仏種」

を蒔くことになるのだ。

植物の種には、長い長い歳月を耐え抜く力がある。

戸田先生が第二代会長に就任された1951年(昭和26年)、大聖人御生誕の天地・千葉で約二千年前の遺跡か

ら蓮華の種が発見された。翌年、見事に開花した「大賀ハス」である。時を同じくして、アメリカでも数万年を経

た蓮華の種が花開いた。

戸田先生は、まさしく日蓮仏法が大興隆する瑞相なりと、それはそれは喜ばれたのである。

「一句妙法に結縁すれば億劫にも失せず」(793ページ)と仰せのように、ひとたび蒔いた「仏種」は永久に失

われない。ゆえに仏法を語った相手が、すぐに信心を始めなくとも、落胆する必要などない。おおらかな心で、そ

の種を育んでいけばよいのだ。

団地部、地域部、農漁光部、勝利島部をはじめ、誠心誠意、地域に献身して、内外を問わず慕われている創価の長

者の方々が、いずこにも光っている。

皆、分厚い偏見や反発にも怯まず、仏縁を結び続けてきた。自分が苦しい時こそ、人を励まし抜いた。

そして、「現在に眼前の証拠あらんずる人・此の経を説かん時は信ずる人もありやせん」(1045ページ)との

御聖訓のままに、勝利の実証を示してきたのだ。

きょうも、尊き「無冠の友」が聖教新聞を掲げて、打ち鳴らしてくれる暁鐘とともに、地涌の「仏縁」の拡大は始

まる。我らの祈りと行動、対話と振る舞いで、楽しく伸び伸びと「仏種」を蒔きゆこうではないか! 人類の心田

を豊かに耕しながら!

 

   励ましは

    仏縁広げる

     幸の声

    不退の笑顔で

     勝利の種を

 

大百蓮華 巻頭言 2018年6月号 No.824

 

 

 


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