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〈信仰体験 新生の道〉

 

被災企業がマンホール工事で新技術を開発

2018年5月18日

 

誓願の祈りでピンチをチャンスに

 

        確信の祈りで勝利の実証を示す森さん。

          開発した工具と新技術で、

            さらなる福光前進を誓う

 

 

【宮城県岩沼市】

かさ上げされた海岸沿いの幹線道路。

ダンプカーが土ぼこりを巻き上げながら行き交う。

その道路から500メートルほど内陸に、森通匡さん(50)=岩沼支部、地区部長=が経営する土木建設業「㈱

森商事」がある。

「あの日のことは、今でも脳裏に焼き付いています」

2011年(平成23年)3月11日、仙台空港付近の工事現場で、経験したことのない大きな揺れに遭遇した。

慌てて会社に戻るも、途中、目にした海から押し寄せる“黒い壁”のことが頭から離れなかった。

翌日、見慣れた景色は跡形もなく、自宅や会社は、がれきや泥に埋もれていた。

「体を動かしていないと、心が折れそうだから」と、使える重機でがれきを片付け始めた。終わりの見えない作業。

レバーを操作しながら題目を唱えた。“あの時もそうだった……”。心によみがえるものがあった。

 ◇

1994年、妻・敦子さん(50)=支部婦人部長=の勧めで創価学会に入会。その3年後、長男・良主太さん

(25)=男子部員=が「ギラン・バレー症候群」を発症した。手足のまひなど、後遺症が出ると医師から告げら

れる。“人には逃れられない運命があるのか”と感じざるを得なかった。

しかし学会の同志が、そんな弱気な心を打ち破ってくれた。「信心でどんな宿命も変えられる。今、必要なのは

“強気の祈り”だよ!」

夜通し、御本尊に向かい、懸命に祈った。本紙に掲載される池田先生の指導は、まるで、自分への励ましのように

感じられた。

“先生と一緒に戦っている!”と思うと、限りない希望が込み上げてくる。不安と迷いをたたき出した一念は、“必

ず治してみせる”という誓願に変わった。

その後、1カ月の入院治療で、医師の予想を覆し、後遺症なく寛解できた。

絶望の淵からさえ希望を見いだす信心の確信は、自分中心の生活を一変させた。学会活動はもちろん、地元青年会

や消防団などに携わる中で、他者に尽くす喜びを知り、地域の人との絆も強めた。

 ◇

大震災から5日後の3月16日朝、森さんは従業員に言った。「今の場所で会社を再建する」

その日の夕方、最寄りの会館で本紙を手にした。大きな見出しが目に飛び込んできた。

「断じて負けるな 勇気を持て 希望を持て」――力強い池田先生の言葉に、どれほどの勇気を得たことか。

その後、震災復興事業で仕事は増えはしたが、もっと先を見据えた経営を、と考えた。

着目したのが新技術によるマンホール工事だった。震災直後、液状化や地盤沈下によって浮き上がったマンホール

が復旧工事を遅らせていた。

試行錯誤の末、昨年、特殊な円形カッターでアスファルトを切断し、独自開発したコンクリートで復旧する「G―

GRIP工法」を開発。従来より工事範囲が狭くて済み、1日がかりの作業が約3時間に短縮。経費も3分の1に

削減でき、国土交通省が推奨する新技術「NETIS」にも登録された。

現在、売り上げを順調に伸ばし、従業員数は震災前と比べ倍増。仙台市内に新たな事務所を構えることもできた。

「“もはやここまでか”とのピンチの時、題目しかないと腹を決めたことで、事態が開け、宿命転換への契機となり

ました。あの時以来、日々、心の中で先生と一緒に題目をあげ、対話しています。だからなんでしょうね。今は何

があっても前を向く、知恵と力がみなぎってきます!」

森さんは昨秋、弘教を実らせた。これからも、師と共に、今いる場所で不屈の勝利劇をつづる。

 

 

 

 

 

 


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