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〈地域を歩く〉 群馬・高崎市

2018年4月27日

 

   成長の節を刻める“人と人をつなぐ場”

 

 

     キャンパスから出てきた塚本さん㊨に、

       学生部の先輩・櫻井清さん

        (総群馬学生部副書記長)が声を掛ける

 

 

群馬県は、人口当たりの高等教育機関(大学、短期大学、専門学校、

高等専門学校)の学校数が都道府県別ではトップクラスである(文部科学省調べ)。中でも、中核市である高崎市

には、近県を中心に全国から学生が集まる。見知らぬ土地で新生活を始める学生たちに、地域の同志はどう関わっ

てきたのか。今月中旬、高崎市の学生部メンバー、“元学生部”の壮年・婦人を取材した。

  ◇

男子学生部員の塚本大介さんは現在、高崎経済大学の2年生。教員を目指し、昼は勉強に励む一方、夜はスーパー

で働いて生活費を工面する。さらに学習支援などのボランティアにも汗を流す。

塚本さんは兵庫・姫路市で生まれ育った。高崎行きが決まった1年前、幼い頃からお世話になってきた近所の同志

の勧めで入会した。

「高崎には知り合いがいなかったので不安でした。でも、姫路にいた時と変わらず、学会の方々が温かく接してく

ださったので、今日まで進んでこられました」

塚本さんが「常に助けられています」と語る地域の同志が、梅山忠浩さん(副支部長)・徳子さん(支部副婦人部

長)夫妻。塚本さんが多忙で会合に行けない時、夫妻は訪問・激励に来てくれた。

「特別なことはしていません。自分たちにできることは何でもしようと決めています」と語る夫妻はそれぞれ金沢、

東京で学生部時代を送った。

夫・忠浩さんは大学卒業直後、同窓の友らと共に池田先生との出会いに恵まれた。寸暇を割いて青年と会い、成長

への期待を込めて激励する先生の振る舞いに感動した。

一方、妻・徳子さんは勉強に行き詰まっていた大学3年生の時、先生と懇談する機会があった。先生は生活や将来

のことを細かく聞いてくれた。その真心に応えて報恩の道を歩もうと誓った。

「学生部員を見ると、自分たちの姿と重なります」(忠浩さん)

「せめて地域に来た学生部員を見守っていきたいんです」(徳子さん)

塚本さんは現在、学生部の人材グループ「誓城会」に所属。小説『新・人間革命』を通して学会精神を学ぶ。「自

分も目の前の一人に向き合い、相手に心を開いてもらえるような人に成長したい」

小瀧淳美さん(県主事)は、自身の先天性弱視や父親の病気を機に、1952年(昭和27年)に家族で入会した。

その後、池田先生が「大白蓮華」に寄せた巻頭言「青年よ世界の指導者たれ」に触発され、東京外国語大学へ。

高崎に住みながら、「行学の二道」に励む中で、68年(同43年)には、通訳等に携わる学生部の代表「近代羅

什グループ」として、池田先生に広布の人生を誓った。

そんな小瀧さんら学生部員を、婦人部として応援していたのは小林増枝さん(婦人部副本部長)。

小林さんは、高校を卒業し、服飾関係の女学校に進学すると同時に東京へ。懸命に学び、働いたものの、自信を持

てずにいた時、人間革命の思想を知り、63年(同38年)に入会を果たした。

高崎に戻って学会活動に励む中、苦難に動じないように。感謝の思いで人材育成に尽くしたいと思うようになった。

「学生部員と一緒に仏法対話に行って『あなたも学生部ですか?』と言われたこともありましたね(笑い)」

その後、小瀧さんも、小林さんも経済的な苦境など、宿命の嵐に襲われた。しかし、それぞれ2人の娘を、大学に

送って立派に育て上げた。

「何があっても負けなかったのは、若い学生部時代に築かせてもらった“信心の基礎”があったからです」(小瀧さ

ん)

現在、小瀧さんは町内会の区長として、地域貢献に励む。一方、小林さんは、近所に住む教職員と交流するなど、

今なお地域で友好拡大の模範を示し続けている。

岡村真理子さん(支部婦人部長)たちに支えられ、苦境を乗り越えてきたのは、上武大学に通う土田彩実さん(2

年生)。

土田さんには養護教諭になる夢がある。中学時代、勉強や部活動でストレスがたまったことがあった。そんな時、

心ゆくまで話を聞いてくれたのが保健室の先生だった。

その後、大学進学のために、実家のある新潟・見附市から1人で高崎に来た。慣れない生活の中で再びストレスを

感じるようになった。

そんな時に寄り添ってくれたのが、婦人部や女子部の先輩だった。

土田さんの予定や体調を気遣いながら、会合への行き帰りや食事など、ちょっとした時間を共にし、悩みに耳を傾

けてくれた。

「大げさかもしれませんが、本当に救われた気がしました」(土田さん)

一方の岡村さんは「私の娘も、進学先で学会の方々にお世話になったから、寄り添ってあげたいと思ったんです」

と。

現在、思春期の子どもを支援する「ピア・カウンセリング」について学ぶ土田さん。「“心の手当て”をしてくれる

学会の先輩方のように、私も悩みを持った子どもたちを励ましていきます」

土田さんの話に耳を傾けていた岡村さんが、思わず涙ぐんだ。「一段と成長された姿を見て、実家のお母さんも

『高崎に行って良かった』と喜ばれると思います」

  ◇

4月は、今から57年前に高崎支部が結成された月でもある。

池田先生は、信心に励む当時の高崎の青年への真情を小説『新・人間革命』にこうつづった。「どんなに辛いこと、

苦しいことがあっても、決して負けずに、大指導者になるために、堂々と生き抜いてください。皆さんの青年時代

の勝利を、私は、心から祈り念じています」

学生時代は短い。しかし、そこで築いた信心の原点は、人生を大きく開く原動力になる。

高崎市の友は、多くの学生部員が成長の節を刻める“人と人をつなぐ場”を、日々の活動の中でつくっている。

 

 

 

 

 

 


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