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〈教学〉 

2月度座談会拝読御書 四条金吾殿御返事(煩悩即菩提御書)

201826

 

○背景と大意

 本抄は、日蓮大聖人が流罪地の佐渡で著され、鎌倉の四条金吾に送られたお手紙で、別名を「煩悩即菩提御書」

といいます。

御執筆の時期は、文永9年(1272年)5月2日、日蓮大聖人51歳の御時、四条金吾に与えられた御書です。

祈雨対決で敗北した良観の策謀から竜の口の法難、佐渡流罪の大難が起こり、難は門下にも及び、多くが退転しま

した。その中で、この難について本抄冒頭に次のように記されています。

「法華経の行者としてかかる大難にあい候はくやしくおもひ候はず」(1116)
「仏果をうべき身となればよろこばしく候」

大聖人は死罪、流罪すら喜びであると述べられているのです。

 

〇本文

法華経の信心をとをし給へ 火をきるにやすみぬれば火をえず 強盛の大信力をいだして 

 法華宗の四条金吾四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の 一切衆生の口にうたはれ給へ 
 
   
今月の大白蓮華の範囲は、本抄の末尾の御文になります。

火を得ようとしているのに作業をやめてしまったら火はえられない。

 強盛の信力で鎌倉中、日本国中の人々から法華宗の四条金吾と呼ばれる大勝利者になりなさい

                                        (以上、学習範囲の趣意)

この御書をどのように拝すべきでしょうか。

四条金吾の物語として拝すのではなく、自分自身に置き換えることが肝要です。

それは「創価学会とは何か」と聞かれたら「私です」と胸を張って言えることでしょう。

大白蓮華47ページには次のように解説されています。

「仏法を実践する私たちが、現実の人生と生活に勝利し周囲から信頼されてこそ、仏法の力が証明されます。

池田先生は語られています。

私は創価学会だ。だれが何と言おうが、偉大な創価学会の代表だ、そのくらいの決心で、胸を張っていくべきだ

加えて、池田先生は今月号の巻頭言に「挑戦王」と題しご指導をくださっています。

仏法は「挑戦」の宗教である

妙法とともに、月々日々に蘇生した生命力で、たゆまず新たな価値を創造する挑戦だ

御書とともに、人生のいかなる試練、なかんずく自他共の生老病死の苦悩を打開する挑戦だ

同志とともに、現実社会の課題に立ち向かって、幸と平和の連帯を広げゆく挑戦である

そして同じく巻頭言に和歌を添えてくださっています。

創価とは 挑戦王の 異名なり 溢れんばかりの 勇気で勝ち切れ

「溢れんばかりの勇気」を「大信力の唱題」から得る。

現実社会の中で自他共に試練を乗り越える。

価値を創造する。四条金吾のごとく、創価の偉大を証明する。

必ず勝つ!と腹を決めて歩む。

そして「創価学会の○○」として勝利する。

これが創価の誉れの人生であります。
 

 

 

 

 

 


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