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〈教学〉 11月度座談会拝読御書 日妙聖人御書

20171031

 

○背景と大意.

文永9年(1272年)5月25日、日蓮大聖人51歳の御時の御書です。文永8年の

大弾圧で大聖人は佐渡に流され、鎌倉の多くの門下が退転しました。

その中、乙御前(おとごぜん)の母は鎌倉から遠路、佐渡の大聖人を訪ねます。

本抄では、楽法梵志(ぎょうぼうぼんじ)、薬王菩薩(やくおうぼさつ)、雪山童子

(せっせんどうじ)などが身命を捨てて仏法を求めた事例を挙げて、不惜身命(ふしゃ

くしんみょう)の仏道修行を教えられています。

その上で、大聖人を求めて不惜身命の旅をした乙御前の母を「日本第一の法華経の行者の

女人」と称えられ、「日妙聖人」という最高の称号を送られました。今月の御書の学習範

囲は「末法において妙法蓮華経の五字を受持すれば、釈尊(仏)と同じ境涯を得ることが

できる」と述べられています。

「如我等無異」(にょがとうむい)とは「我が如く等しくして異なることをならしめん」

の意。「斉悼」(さいとう)とは、「ひとしい」ということ。 すなわち、「法華経を心得

る人は釈尊に等しい」との意味です。

池田先生は「全民衆を自分と同じ境涯にまで高めたい。それが仏の誓願である。わが身を

投げうって、不幸の人、貧しい人、苦しむ人を救っていく。これが大乗仏教である。創価

学会の魂である」と述べられています。 (以上大白蓮華11月号53ページより引用)

 

1.楽法梵志(ぎょうぼうぼんじ) 

釈尊が過去世で仏道修行したときの名前。 楽法(ぎょうぼう)とは「法を楽(ねが)い

求めるの意味。 菩薩道の修業中、仏に会えず、バラモンが変じた魔が「身の皮を紙とし

骨を筆とし、血を墨として書写するなら仏の一偈を教えようと言った。 楽法は即座に皮

を剥いで乾かし、骨を筆にして書写する準備を整えた。

すると魔はたちまち消え、求道の心を知った仏が出現して法門を説いた。

2.薬王菩薩(やくおうぼさつ) 

自らの身を焼き、八十万億恒河沙の世界を照らした菩薩。 薬王は法華経の行者の守護を

誓っている。 薬王菩薩は、病気を平癒する働き名づけたものとされる。 天台、伝教は、

この薬王菩薩の再誕とされている。

3.雪山童子(せっせんどうじ)

 

皮を剥いで紙とし、骨を砕いて筆とした楽法梵志。 肘を焼き続け、闇を照らし続けた

薬王菩薩。 求道の強い心から半偈を聞き、身を投げた雪山童子。その死身弘法の実践

を示され、「あなたも同じく死身弘法であられる」と励まされる大聖人・・ 文末には

日本第一の法華経の行者の女人なり」と記されています。

師を求め抜く強く深い信心のたまものでしょうか。 涙なくして拝せない御書です。

さあ、学会創立記念日11・18が目前ですね。 私たちは創価学会仏です。

朗らかに、元気に前進いたしましょう!

 

 

 

 

 

 

 


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