2017年8月4日
『妙法蓮華経と唱へ持つと云うとも若し己心の外に法ありと思はば
全く妙法にあらず麤法なり、麤法は今経にあらず今経にあらざれば
方便なり権門なり』
(一生成仏抄、383頁)
(通解)
妙法蓮華経と唱え、受持するとはいっても、もし自身の心の外に法が
あると思うならば、それは全く妙法ではなく麤法(劣った粗雑な法)である。
麤法は、法華経ではない。法華経でなければ方便の教えであり、仮の教えである。
題目を唱えていても、妙法が自身の心の外にあると思っている限り、
それは妙法にならず、麤法になってしまうと仰せです。
大学を卒業後に発心し、弘教に励みましたが、なかなか実りません
でした。男子部の先輩が、この御文を拝して「一念を転換すれば、
必ず状況を打開できる」と激励してくださり、自身の対話が独り
よがりになっていたことを反省。
初めての弘教が実った時の喜びは、生涯、忘れることができません。
2010年(平成22年)、全国代表者会議の席上、先生が夕張炭労
事件を通して教えてくださった「一番、状況の悪いところで勝つ。
それが本当の勝利者である」との指導が自身の原点です。
現在、10月に京都で開催予定の「新時代全国男子部幹部会」を目指して、
青年部を先頭に弘教・拡大に挑戦しています。
「壁を破る勇気」で勝利の道を開き、師恩に報いてまいります。
京都・伏見南区長 嶋村雄策
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青:平和
黄:栄光
赤:勝利
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天舞支部所属の一個人サイトです。
支部の方々の活動の一助になれば
幸いです。