法華経提婆達多品第十二。ここに、竜女(りゅうにょ)が登場する。法華経以前の経典では、女性は成仏できな
かった。 竜女は蛇身の畜生であり、まだ八歳の娘であった。 その竜女は、法華経を聞き、歓喜して立ち上がり
叫ぶ。「我は大乗の教えをひらいて苦の衆生を度脱せん・汝が神力を以って我が成仏を観(み)よ」
竜女は、即身成仏の証として、男子に変じ、妙法を演説した。烈々たる大確信を語る竜女に、周囲は騒然として
揺れ動いた。竜女の姿と言動に無数の衆生が歓喜し、手を合わせ、ひれ伏し、六返に震動した。
このとき、仏教史上初めて、女人成仏が果たされたのである。 華厳経には「女人は地獄の使い・夜叉の如し」と
あり、天台大師は、「(他経には)男に記して女に記せず」と述べている。
すなわち、女性は仏になることはできない存在であった。 法華経に至り、釈尊は、真実の教えである証として、
ついに悪人も女人も成仏ができることを説いた。このことについて、日蓮大聖人は、『竜女が成仏此れ一人には
あらず・一切の女人の成仏をあらはす』(御書223頁)と述べられている。
今、創価学会を支えているのは婦人部である。婦人部の強さと輝きは、女人成仏の証左である。 人類の半分を占
める女性は、創価の南無妙法蓮華経によって仏になる。 難行苦行して、ごく一部の人しか仏になれないという教
えではない。 南無妙法蓮華経の大確信と深い祈りで、万人が即身成仏できるが故に妙法というのである。
竜女の成仏こそ、創価の力の源泉である。 これが、真実の秘密神之力である
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