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乙御前御消息

 

いよいよ強盛の御志あるべし、冰は水より出でたれども水よりもすさまじ(凄冷)、

青き事はは藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる、同じ法華経にては・をは

すれども志をかさぬれば・他人よりも色まさり利生もあるべきなり

(御書1221頁4行目~6行目)

 

(通解)

いよいよ強盛な信心を、起こしていきなさい。

氷は水からできるが、水よりも冷たい。青い色は、藍という草から生まれるが、重ねて

めれば、藍よりも色が鮮やかなる。

同じ法華経であっても、信心を重ねていくならば、他人よりも生命の輝きが増し、利益も

あらわれてくるのである。

 

(背景と大意)

建治元年(1275年)8月4日、日蓮大聖人 54歳の御時、身延から鎌倉の乙御前の母、

日妙尼に授けられた御書です。 文永8年(1271年)に大聖人が佐渡に流罪され、弟子

たちが弾圧されると多くの門下が退転しましたが、日妙尼は強盛な信心を貫き、鎌倉

から佐渡、身延の大聖人のもとを訪ねました。この日妙尼の純真な信心をたたえられ、

大聖人は「日妙聖人」という最高の称号を与えられました。

本抄では、一切経と法華経、諸経の人師と法華経の行者を比較され、大聖人こそ法華

経の行者であり、迫害する人々は蒙古の攻めを受け、供養する日妙聖人は仏になると

述べられています。 7月度の座談会講義の御文では、「いよいよ強盛な信心を貫きな

さい。信心を重ねていくならば、厳然たる功徳の実証を現していくことができるので

す」と述べられています。夫と離別し、幼い娘を女手一つで育てながら、鎌倉から佐

渡、身延まで訪ねた日妙尼。 その強盛な信心に対しても尚、「いよいよ強盛に」と指

導されています。 このことにてついて、池田先生は次のようにご指導されています。

大事なことは、常に前進の方向へ一念を定めることです。壁を乗り越える挑戦自体

が、自身の境涯を確実にひろげいく因となることは間違いありません。戦えば必ず生

命は変わります。行き詰った時こそが本当の勝負です。 行き詰まりを打開する力こ

そ、いよいよ強盛の信心です

 

(解  説)

乙御前御消息には、次の御文が記されています。 (『軍には大将軍を魂とす 大将軍

をくしぬれば歩兵臆病なり女人は夫を魂とす 夫なければ 女人魂なし  此の世に夫

ある女人すら 世の中 渡りがたふみえて候に  魂もなくして 世を渡らせ給うが  

魂ある女人にもすぐれて 心中かひがひしくおはする 上神にも心を入れ 仏をも

あがめさせ給へば 人に勝れておはする女人なり』 『必ず心の固きに仮りて 神の守

り則ち強し』)

この御文の後に、今月の学習範囲の「いよいよ 強盛の 御志 あるべし」が続きます。

大聖人は、夫がいなければ世の中を渡りがたいのに日妙尼は大変立派である(趣意)と

褒められ、さらに水が氷になるように、藍を重ねればさらに青色が鮮明になるように、

強い決意と信心の継続が大切であるとご指導されています。当時の時代背景を考えれば、

蒙古が来襲した翌年であり、大騒ぎの鎌倉に生活していた日妙尼に信心のさらなる確信

を与えようと記された御書と拝せられます。

また、日妙尼が聖人と称号される信心だからこそのご指導と思います。

私たち「いよいよ強盛の信心」で自身の人間革命と広宣流布の闘いに挑戦していこうで

はありませんか。

 

 

 


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