人をたたえることです。 学会員は宝の人です。
尊敬し、一緒に「いい人生を生きていこう」と励ましあっていくのです。
そのために組織がある。
学会の組織は「信心向上」のためにある
日蓮大聖人の仏法を実践する、わが創価学会の組織は、初代牧口会長以来、尊き「信心の
向上」のためにある。
かりに、信仰の世界が、一人だけで、勝手気ままにできる世界であれば、一見、いいよう
に思えるかもしれない。しかし、それでは結局、わがままになり、悪縁に紛動されて、迷
走してしまうものだ。
それでは、「自由」のように見えても、真の「生命の自由」の境涯には、決して到達でき
ない。
御聖訓には、こう仰せである。
『木を植える場合には、大風が吹いたとしても、強い支えがあれば倒れない。もともと生
えた木であっても、根が弱いものは倒れてしまう。たとえ、ふがいない者であっても、助
ける者が強ければ、倒れない。少々強い者であっても、独りであれば、悪い道では倒れて
しまう』(御書1468頁)と
ここに、組織が生まれる必要性がある。
また組織とは、確かな目標に向かって、まっすぐに走り、たがいに切磋琢磨しながら向上
していくための「正しい軌道」を意味する。これが、組織が重要となるゆえんである。
どの社会であれ、どの分野であれ、組織が存在する理由も、ここにある。
なかんずく、恩師が「戸田の命よりも大切」と言われた創価学会の組織である。決して、
派閥や信心利用、権威主義などの根本的な過ちがないよう、よくよく、心していかねばな
らない。
将来のために、あえて申し上げておきたい。
平和と幸福の土台を守り育てる
組織という ”血肉” を大事にして、そこに心血を注いでいけば、そこから新しい人材が
生まれ、光っていくのだ。
組織が育つと、人材が育つ。人材が増える。人材が増えれば、さらに、組織は強くなり、
大きくなる。まさに、組織と人材は表裏一体である。
組織がなければ、皆、バラバラ。皆、不幸だ。だからこそ、皆で、一体となり、団結して
平和と幸福の土台である学会の組織を守り育てていく。それが広宣流布である。