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上野尼御前御返事

 

○私たちが信心することにより、我が身をはじめ、生活や仕事のうえにもその功徳が厳然と現れていきます。

 そして私たちの行動がそのまま、仏のはたらきとなって、仏の力を発揮していけるということです。

 「やがて仏となり」「即ち仏なり」と仰せです。やがてとはすぐに直ちにということです。

 仏とは、いつかなるものではありません。自身の胸中の生命の仏界を直ちに開くことができると大聖人は断言さ

 れています。

 このことを天の月と音の響きの例えをもって示されています。空に月が出れば即座に水面にその姿を映します。

 また、太鼓や鐘を打てば即座に響きが伝わります。直ちに月が映る、直ちに音が響くことを通して私たちが南無

 妙法蓮華経と唱えた瞬間に、私たち自身に本来具わる仏界の生命を開き顕す即身成仏の法理をここで教えられて

 います。

 

○「法を聞く」とは、信心で妙法を信受することです。「受くるは易し、持つは難し」で持つことが大事です。

 持つとは、御本尊を信受し信行学が伴わなければなりません。信行学を根本に生き抜けば、妙法の因果具時の功

 徳によって一人として成仏しない者はいないとの万人成仏が説かれています。

 

 私たちが、折伏・弘教で対話する相手をも法を聞く人として、ともに絶対的幸福境涯へと歩んでいくことができ

 ると拝することができます。

 

 この信心を貫く人は、ひとりももれなく必ず宿命転換を果たし、絶対的幸福境涯を築くことができるとの大聖人

 の大確信が示されています。

 ひとりも欠けず仏になるとの大聖人の真心からの激励に尼御前はどれほど希望と安心に包まれたか計り知れませ

 ん。私たちも、家庭訪問での激励でも、相手に希望と安心感を与えていくことが重要だといえます。

 

○万人成仏の大法である日蓮大聖人の仏法に巡り合い、自他ともの幸福を願い、創価の同志とともに広布に生き切

 る人生こそが成仏の直道です。

 男子部としてまた壮年部として、社会に職場に地域に実証を示していき、報恩感謝の思いで戦えることを人生の

 最大の歓びとしていくことが重要です。

 

○7月は関西の月、青年の月です。暑い夏を迎えますが、体調の管理には気をつけながらも、弘教・拡大の対話に

 動いて動いて動き回り、任用試験や青年教学試験にも挑戦し、行学練磨の夏を勝ち飾って黄金の3年の総仕上げ

 をしていこうではありませんか!


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